5:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 00:26:44.71 ID:ll+fgD9c0
P「よーし、あらかた終わったぞ」
文香(何ということでしょう。プロデューサーさんの仕事ぶりに酔いしれていると、言い出すタイミングを逃してしまいました)
文香(すみません。プロデューサーさん・・・この恩はいつか必ず・・・)
P「他にやることはないか?」
文香「いえ、叔父から頼まれたのは本棚整理だけで・・・それに、もう閉店時間ですし」
P「そうか」
文香「ええ、それでは・・・」
文香(・・・元々今日は会う予定などなかったのに、別れるとなると、何だかいつもより寂しさを感じます)
文香(こんなにプロデューサーさんに迷惑をかけたのに・・・私はいつからこんなに、わがままで欲張りな浅ましい人間になったのでしょう・・・)
P「それじゃあ、晩御飯作るか」
文香「!?」
P「今の文香じゃ長い時間台所に立つのは辛いだろ?・・・それとも、叔父さんの家を勝手に使うのはまずいかな」
文香「いえ、私もたまに泊まりますし、おそらく問題はありませんが・・・」
P「じゃあ台所まで背中から案内してくれ」スッ
文香(プロデューサーさんが再度おんぶ待機のポーズを取ります)
文香(しかし、二度も同じ誘惑に負けるほど、私は浅ましい人間ではありません。今度こそ事実を告げてみせます)
文香「よろしくおねがいします」スッ
P「あいよ」ヨッコイショウイチ
文香(駄目でした)
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