【ガルパン】梓「各校のリーダー論を学びにいきます!」
1- 20
2: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 20:59:57.93 ID:eeJxIamm0
杏「もちろんタダじゃないよ。代わりにウチも見学していいって条件でね。」

梓「えぇ!?大丈夫なんですか?」

杏「へーきへーき、ウチなんて見たって大したことないからさ。澤ちゃんが他校からいろんなことを学んできてくれればおつりが返ってくるくらいだよ。」
以下略 AAS



3: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:00:34.93 ID:eeJxIamm0
翌々日、梓はサンダーズ大学付属高校に来ていた。
事前に優花里から地図をもらっていた梓は迷わず目的地にたどり着くことができた。
扉の前で深呼吸し、小さく自分を鼓舞する。

梓「よし、勉強するぞ。頑張れ私!」
以下略 AAS



4: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:01:06.64 ID:eeJxIamm0
ケイ「ハーイ、ラビット!」

梓「ケイさん、本日はよろしくお願いします!」

ケイ「えぇ、よろしくね。ところでアンジーからは練習風景の見学って聞いてるけど、ラビットはなにが知りたい?」
以下略 AAS



5: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:01:33.18 ID:eeJxIamm0
ケイ「なるほど。ラビットは来年は副隊長、再来年は隊長になりそうだものね。」

梓「はい、西住隊長から副隊長をやってほしいと言われているんですが、具体的にどうしたらいいのかいまいちわからなくて……。」

ケイ「みほはなんて言ってるの?」
以下略 AAS



6: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:02:17.84 ID:eeJxIamm0
ケイ「ウチの場合は私が隊長、アリサが副隊長になるんだけど、私は基本的に指示出ししかしないわ。アリサが状況判断して、その場で作戦を考える。」

梓「それだとアリサさんが隊長みたいですね。」

ケイ「みほがそうだからそういう印象はあるかもね。でもトップが1人で決めちゃうと、その作戦がダメであってもそれに従うほかなくなるわ。」
以下略 AAS



7: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:03:12.02 ID:eeJxIamm0
ケイ「そういうこと!スピードは少し落ちちゃうけど、その分致命的なミスはなくなるわ。もちろんスピード感が求められる時は私が作戦を考えるわ。」

梓「なるほど。西住隊長がいるうちはいいですけど、私が隊長になったときはその方式にするかもしれません。」

ケイ「うん、他の隊長にも聞いてみて自分に合うやり方でやればいいと思うわ。」
以下略 AAS



8: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:03:40.89 ID:eeJxIamm0
ケイが他のメンバーが待つミーティングルームへ行き練習メニューを伝えると、早速 ケイが率いる紅チームとアリサが率いる白チームに分かれてブリーフィングが行われる。
しばらくすると全員が戦車に乗り込み、紅白戦が始まった。結果は紅チームの勝利。白チームにはサンダースのエースであるナオミがいたにも拘らず、だ。
一部始終を見聞きしていた梓は改めてケイの凄さを認識した。

ケイ「どうだった?ラビット。」
以下略 AAS



9: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:06:28.30 ID:eeJxIamm0
梓「凄かったです。ケイさんの判断スピードがものすごくて、常に先手を打ててたのが印象的でした。あと、紅チームの方が隊列がしっかりしていた?気がします。」

ケイ「ふんふん、同じように組んだチームなのに隊列がしっかりしてたのはどうしてだと思う?」

梓「えーと、わからないです……。指示が早い分余裕があるから、とかですか?」
以下略 AAS



10: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:07:22.27 ID:eeJxIamm0
ケイ「当然のことだけど、やる気があるのとないのとじゃあ同じ作業をしても細かい部分に違いがでてくるの。やる気を上げるには士気を上げる、つまりチームを盛り上げないといけないわけ。」

梓「あー、確かにケイさんは明るく指示を出してたり、励ましたりしてましたね。それが士気を上げる効果があるってことですよね?」

ケイ「それだけじゃないけど、それも要素の1つね。大事なのは普段の振る舞いよ。」
以下略 AAS



11: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:08:45.90 ID:eeJxIamm0
ケイ「梓、大丈夫よ。あなたはこれから成長できる。あなたはあなたのやり方を見つければいいわ。」

梓「ケイさん、今名前……。」

ケイ「ふふ、たまにはいいでしょ?」
以下略 AAS



53Res/29.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice