【ガルパン】梓「各校のリーダー論を学びにいきます!」
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30: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:29:37.06 ID:eeJxIamm0
エリカ「あなたも同じようなものじゃない。再来年には大洗の隊長が約束されてる。それに皆が期待してるからリーダー論なんて大層なもの教えられるんでしょ?」

梓「そう……なんですかね?」

エリカ「そうよ。だから私もあなたに教えてあげる。」
以下略 AAS



31: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:30:04.74 ID:eeJxIamm0
梓「ありがとうございます!……大事にします!」

エリカ「ええ。……そろそろ休憩も終わるころね。戻りましょう。」

梓「はい!」
以下略 AAS



32: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:33:30.18 ID:eeJxIamm0
梓「今日は本当にありがとうございました!」

まほ「ああ、大洗の皆にもよろしく伝えてくれ。」

梓「はい!エリカさんも、ありがとうございました!」
以下略 AAS



33: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:34:36.46 ID:eeJxIamm0
最後に梓が訪れたのはみほが未だに勝てていない相手であるダージリン、そして自身のライバルであるオレンジペコが所属している聖グロリアーナ女学院だ。
梓が案内されて部屋に入ると、そこには優雅にお茶を楽しむダージリン、オレンジペコの姿があった。

梓「失礼します!本日はよろしくお願いします!」

以下略 AAS



34: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:35:20.98 ID:eeJxIamm0
ダージリン「澤さん、各校の見学、どうだったかしら?」

梓「そうですね……。どの学校も違ってて、凄く勉強になりました。」

ダージリン「ふふ、個性があって面白かったでしょう?サンダースは隊員のやる気によって、アンツィオは隊長の頑張りによって、プラウダは恐怖によって、黒森峰は規律によって、それぞれ色んな方法で隊をまとめてる。」
以下略 AAS



35: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:36:17.18 ID:eeJxIamm0
梓「私たちは……わかりません。少なくとも私は西住隊長の指示に従っておけば間違いないと思っていますけど。」

ダージリン「そうね。あなたたちは戦車に乗ったこともなかった初心者、だからこそみほさんの言うことに疑問を抱かずにまとまることができた。そして勝たなければ廃校いう逆境がモチベーションの維持に繋がった。」

梓「そうですね。実際同じ初心者のはずの河嶋先輩の練習方法に文句を言う人はいなかったですし、他人任せだったところはあったと思います。」
以下略 AAS



36: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:40:21.54 ID:eeJxIamm0
ダージリン「みほさんはきっと勝ちに執着はしないでしょう。それは悪いことではないけれど、それでは来年以降大洗で戦車道をやりたいと思う人は少なくなるでしょうね。」

梓「それじゃダメなんですか?」

ダージリン「構わないけれど、それはつまり、将来また大洗女子学園が廃校になるかもしれないということよ?やる気があるチームとないチーム、その違いをあなたは見てきたはずよ。」
以下略 AAS



37: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:41:08.57 ID:eeJxIamm0
ダージリン「だから澤さん、あなたが大洗を勝利に執着させる存在に、チームをまとめる楔になりなさい!」

梓「で、でも、私にそんなことできるか……。」

ダージリン「まぁ、私が強制できることではないからやるやらないはお任せするわ。でもね、あなたは色んな方法を見てきて、勉強しているのだからできないということはないと思うわ。ねぇ?オレンジペコ?」
以下略 AAS



38: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:41:54.31 ID:eeJxIamm0
梓「あ!その前に、ダージリンさんのリーダー論を教えてください!」

ダージリンはまだ立ち上がれていない梓の横を通りながら答える。

ダージリン「リーダーは優秀なものが自然となるものよ。あるがままでいいの。リーダー論というものは存在しないわ。」
以下略 AAS



39: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:42:20.29 ID:eeJxIamm0
梓「皆さん練習中でも紅茶を持って戦車に乗るんだね。」

オレンジペコ「ええ、それが伝統ですから。」

梓「これになんの効果があるの?」
以下略 AAS



40: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/05/16(水) 21:43:29.34 ID:eeJxIamm0
梓の案内役を務めているオレンジペコが短く答える。
他校から見れば異様なそれはこの学校では伝統としてやって当然のものなのだ。

梓「それってやめた方がいいんじゃ……。」

以下略 AAS



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