【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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500: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/08/25(土) 22:18:43.57 ID:1geMu67V0


それは、まぁ、確かにその通りなのかもしれない。

エリカは優秀な戦車乗りだ。それこそ黒森峰の中高合わせても上から数えたほうが早いのは間違いがない。

だが、残念ながらというと違うかもしれないが、エリカの実力はまだみほには及んでいない。

ダージリンからすれば9連覇を成し遂げ、来年には10連覇の大台がかかっている高校の次期隊長が期待をかけている存在が、みほ以外なのは不思議に思えてしまうのだろう。

私がエリカを待ち望んでいる一番の理由は、戦車道とは関係ない彼女自身の在り様ゆえなのだから。



まほ「……そうだな。はたから見ればそう思うのもまぁ、仕方ないか」



ダージリンはエリカを知らない。データとして知っていても、その人柄を知らない。

ならダージリンの発言も致し方ないのだ。



まほ「でも、エリカは凄いんだぞ?誰よりも努力して、それをひけらかさない。実力だって今はまだみほや私に及ばないが、きっといつか……」



そう、エリカならきっといつか。

ああも弱々しく、ああも優しく、ああも美しいエリカなら。

きっと、そう遠くないうちに



まほ「誰よりも強くなる。……私はそう信じているよ」



ダージリンを真っ直ぐ見据えて、そう告げる。

その言葉に疑いなんか一欠片もなく、

私の脳裏に浮かぶのは、煌めく銀髪をなびかせて指揮を執る彼女の姿だけだった。




ダージリン「あなた……いつのまに、そんな笑うようになったの?」






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