【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
↓ 1- 覧 板 20
521: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:21:01.78 ID:NvqPYlie0
・
・
・
お姉ちゃんは私を連れて高等部の校舎へと入って行った。
522: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:23:41.79 ID:NvqPYlie0
みほ「……私ね、まだ負けたくなかったな」
まほ「何故だ?」
523: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:26:45.80 ID:NvqPYlie0
みほ「……でもね、負けて悔しい理由はそれじゃない。むしろ、エリカさんが凄い人だって再確認出来て嬉しいくらいなんだから」
まほ「……なら、何故」
524: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:32:07.38 ID:NvqPYlie0
もしかしたら私がエリカさんと積み重ねてきたのは時間だけなのかもしれない。
共に過ごした日々は、ただの数字の連なりでしかなかったのかもしれない。
525: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:36:09.46 ID:NvqPYlie0
みほ「まぁ、私としては肩の荷が下りた部分もあるかなって」
526: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:37:26.77 ID:NvqPYlie0
お姉ちゃんは、痛いところを突かれたといった様子で唇を尖らせる。
私が回答を待っていると、お姉ちゃんは、視線を外して夕日を見つめだす。
527: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:38:08.62 ID:NvqPYlie0
528: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:38:34.49 ID:NvqPYlie0
みほ「……え?」
529: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:41:18.31 ID:NvqPYlie0
「西住流に敗北は許されないという事を忘れたのですか?」
530: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/09/01(土) 23:43:22.84 ID:NvqPYlie0
978Res/708.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20