【ガルパン】エリカ「私は、あなたに救われたから」
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626: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2018/11/24(土) 21:22:03.97 ID:1i+sRLwV0
「あれ?榴弾三姉妹揃い踏みじゃん」
みほ「先輩?どうしたんですか?」
声を掛けてきたのは活発そうなショートヘアーの2年生だった。
その隣にはお淑やかそうな長い黒髪の先輩が微笑んで立っている。
この二人は私とエリカさんの決闘をいつも最前席で見ている人たちだ。
この間のなんてわざわざ中等部まで見に来ていたのだから、よほど私たちに期待してくれているのか、はたまたヒマなのか。
「ごめんね?ご飯食べてる時に」
黒髪の先輩が手刀で謝意を示して、私がそれに返そうとするも、その声は別の声にさえぎられる。
小梅「待って、ちょっと待ってください。…今なんと?」
「ごめんね?ご飯食べてる時に」
小梅「そっちじゃなくて」
「榴弾三姉妹揃い踏みじゃん」
小梅「……なんで私が含まれてるんですか?」
いつもの穏やかな雰囲気が消し飛んだかのような真顔。
「いや、お前らいっつも一緒じゃん?仲間外れは可哀そうだなって私が広めておいたんだ『榴弾姉妹は新たな妹を取り込んで三姉妹となった』って」
小梅「余計なお世話甚だしい……」
赤星さんの苦々しさをふんだんに込めた表情に私は苦笑するしかない。
私、その片割れなんだけどな……
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