【安価とコンマ】ぼくのわたしの一年戦争(ジオン編)
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415:ぼくわた1[sage]
2022/05/10(火) 16:15:22.37 ID:KRF2jVP7O
ピキーン

ハマーン「……不安、ですか?」

メイ「へっ?!」

ハマーン「あっ、すみません……つい」

メイ「…………」

ハマーン「…………」

メイ「ハマーンさんは……私と同じくらい、ですよね?」

ハマーン「はい、今年で12になります」

メイ「それじゃあ、私のほうが2コお姉さんか……情けないなぁ」

ハマーン「あ、いえ!こうやって大人達に混じって立派に仕事されていて凄いと……あっ」ピキーン

メイ「あっ、今の……」

ハマーン「す、すみません!!不愉快、ですよね?急に頭というか心の中に踏み込まれたら」

メイ「ううん、びっくりしただけ。そっか、これがニュータイプってやつ……なのかな?」

ハマーン「そうなんだと思います……」

メイ「あはは、じゃあ黙っててもしょうがないか、うん。不安だよ、すごく。いくら持て囃されても子供は子供だし、わたしさんは心から褒めてくれるけど、周りの人たち皆がそうってわけじゃないのはなんとなくわかる」

ハマーン「……」

メイ「私のためを思っての事だってわかってるけど、家族にもなかなか会えなくて……なんかずっと、寂しくて」

ハマーン(伝わる、孤独。立場と才能が故の不安定な孤独が)

ハマーン「わ、私も。私も丁度、寂しかったんです」

ハマーン(な、何を言ってるんだろう私は)

ハマーン「この力を気味悪く思う人達、お仕事ばかりのお父様、ドズル様の妾になられた姉様……」

ハマーン(開いてる。私の心が?それとも向こうの心が?違う。これは、繋がってる。)

メイ(私の寂しさが、あの子の寂しさが、繋がって響いて……何かが……これは、宇宙?)

ハマーン(そうか、この人もまだ弱々しい双葉だけど、繋がる人。私が目覚めさせたんだ)

メイ(不思議、お互いに心を見せあってる筈なのに全然嫌な感じがしない)


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