渋谷凛「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」
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21:名無しNIPPER[saga]
2018/06/08(金) 02:17:06.85 ID:eWOyioU/O
頷いてから、私はずっと考えてたことを口にした。

「私、プロデューサーのこと、結局よく知らない。どうして社長に見つけられたのか、どうしてここに来たのか。だけどそれでも良いって思ってたんだ」

「ああ」

「言葉じゃ表せない安心感とか、信頼感があって、たった一年一緒にいただけなのに、プロデューサーになら何でも話せる気がして」

「それは、嬉しいな」

「もっと、いろんなこと、きいとけば良かったかも。そしたら」

プロデューサーが、その言葉を遮って、優しい声で言った。

「いや。もし凛が……」


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