70: ◆l5NGQUYYtQ[sage saga]
2018/08/21(火) 20:00:40.33 ID:mlGJX05c0
‐‐翌日‐‐
提督(ああ、寝坊した!大淀に怒られる!)
提督(昨日も遅刻しかけたし、というか、猫に早起きとか無理な話なんですけど!!)
提督(あれ、執務室の扉が半開きだ?いつもは通りやすいよう大淀が開けっ放しに…えっ?)
提督(扉の隙間から見えるのは…、あれは、まさか大淀の、制服?)
提督「大淀?大淀っ?!」バシバシ
大淀(ふふ、慌ててますね、いつも私を困らせてるお返しです。…猫パンチが痛いですが)
大淀(というより、ちゃんと焦ってくれるんですね。まあ、当たり前…)
提督「…返事がない。はぁ、めんどうですね」
大淀(えっ?)
提督「どうせ倒れるなら、自室にしてくれればよかったのに」
大淀(なに、を…言って)
提督「まったく、替えの秘書艦の手配は、朝潮か鹿島か、明石や瑞穂もいいですかね」
提督「ああそうだ、『ついでに』大淀を運んでくれるように言わないといけませんね」
大淀(嘘、私のことは、ついで程度なんですか?なんで…)
提督「いっつも私を追いかけまわして、ふぅ、迷惑な娘がやっといなくなります」
曙『猫って人につくより家につくっていうじゃない。結局あいつらは自分が快適かどうかしか考えてないのよ』
大淀(私、提督にとって、ひどい、あんまりです。どうしてなんですか…)グスッ
大淀(結局、提督にとって大事なのは、あくまでこの場所だけなんですね…)
提督「…あのー、えっと、大淀、そろそろ起きてください」テシテシ
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