71: ◆l5NGQUYYtQ[sage saga]
2018/08/21(火) 20:04:56.00 ID:mlGJX05c0
大淀(えっ、あ、れ?この言い方)
大淀「もしかして、気づいてたんですか?」
提督「はい、あの、割と早く」
大淀「う、ぐす、うぅうううううううう…」ギュウウ
提督「待って、待って!えっと、代わりのぬいぐるみを用意しますから!」
大淀「ひどいです!わ、私、本当に、提督からあんな風に思われてたのかと…」ギュウウウウウ
提督「そんなこと、ありえませんっ、で、すよぉ」
大淀「わぁああああああん」ギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ
提督「ぐえ」
大淀「それで、いったいいつから気づいてたんです?」グズ
提督「なんとなくですけど、大淀が倒れてるのに気づいた時点で可能性として考えてました」
大淀「どうしてですか?」
提督(あの時…)
大淀『犬は飼い主を気遣うんですけど、猫ならどうなんでしょうねって話を…』
漣『いっそ、大淀さんが試してみればいいのでは?』
朧『それって提督に?…大丈夫かな』
初春『ふふ、別にあやつならそのくらいで怒りはしないじゃろうし、な、よいかもしれん』
提督(in初春のポニテ)『勝手なこと言わないでください』ヒソヒソ
初春『くくく、面白そうじゃのう』
提督(in初春のry)『えぇ…』
提督(すでに筒抜けだったんですけど、これ言うと今度から初春を隠れ蓑にできなくなりますし、黙ってましょう)
提督「…大淀とはそれなりに長くいますから、実は悪戯好きなところとかもちゃんとわかってますよ」
大淀「そうでしたか。はぁ、なんだかんだ言ってやっぱり『提督』です。ちゃんと見てますね」
大淀「って、それにしたって提督、あの演技は何ですか!!私とっても傷ついたんですからね!!」
提督「ああ、それはちょっとお仕置きを兼ねてますから」
大淀「でもひどいじゃないですか!もう少しかわいらしい演技でも」
提督「大淀、私ちょっと怒ってます」
大淀「えっ?」
提督「もし大淀なら、私が倒れていたらどうしますか?」
大淀「それは、えっと、とりあえず抱えて医務室か、近くの艦娘に声をかけたり、あるいは携帯とかで連絡を…、あっ」
提督「私は猫なので、前足はあっても手がありません。できることはせいぜい近くの娘を探すだけ、ほとんど何もできないんです」
提督「倒れてるのを見かけたとき、一瞬、本当に、胸が苦しくなりました」
提督「ただでさえ戦いに出られない自分なのに、陸の上でも何もできないなんて…」シュン
大淀「申し訳、ありません」
提督「演技で、よかったです。本当に、よかった」スリスリ
大淀「…ごめんなさい」ナデナデ
105Res/77.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20