258: ◆sHtux8fZAE[saga]
2018/07/09(月) 23:38:50.03 ID:iKfa8UQeo
  
 ーーー 
  
 ガチャッ 
  
259: ◆sHtux8fZAE[saga]
2018/07/09(月) 23:39:32.79 ID:iKfa8UQeo
  
 鞠莉「大規模なリゾート開発は一旦取り止めるって!」 
  
 梨子「それって……」 
  
260: ◆sHtux8fZAE[saga]
2018/07/09(月) 23:40:06.83 ID:iKfa8UQeo
 ーーー 
  
 善子「……やっぱり帰りたい」ゲンナリ 
  
 花丸「善子ちゃん……我慢して」 
261: ◆sHtux8fZAE[saga]
2018/07/09(月) 23:41:03.11 ID:iKfa8UQeo
  
 果南「……はっきり言って、私は鞠莉が何をしたいのか分からない」 
  
 鞠莉「……」 
  
262: ◆sHtux8fZAE[saga]
2018/07/09(月) 23:41:48.82 ID:iKfa8UQeo
  
 鞠莉「……それまでずっとイギリスで暮らしてたのに、ある日急に日本に来ることになって……ママから教わったとはいえ、カタコトの日本語で最低限の意思疎通くらいしか出来なくて……」 
  
 ダイヤ「……」 
  
263: ◆sHtux8fZAE[saga]
2018/07/09(月) 23:43:12.14 ID:iKfa8UQeo
  
 鞠莉「私ね、昔からパパに『ゆくゆくは後継者としてグループの中心になる存在』なんて言われてきたの」 
  
 ダイヤ「……」 
  
264: ◆sHtux8fZAE[saga]
2018/07/09(月) 23:44:12.91 ID:iKfa8UQeo
  
 果南「……なんで別人みたいに明るくなったのかわかんないんだけど」 
  
 鞠莉「……ただでさえ外から来て上手く馴染めたとは言えなかったんだよ……その上で10代の三年間がどれだけ大事だったか……無理してでも……そうやって輪に入らなきゃ、なくなった三年間を埋められないって思って……」 
  
265: ◆sHtux8fZAE[saga]
2018/07/09(月) 23:45:13.05 ID:iKfa8UQeo
  
 果南「なんで……なんでそんなこと言ってくれなかったの……」 
  
 鞠莉「言えるわけないでしょ……あれだけ廃校を止めようなんて言って回ってたのに……全部台無しにしたのは私なのよ!」 
  
266: ◆sHtux8fZAE[saga]
2018/07/09(月) 23:46:08.25 ID:iKfa8UQeo
  
 果南「っ……!?」 
  
 ダイヤ「鞠莉、さん……」 
  
267: ◆sHtux8fZAE[saga]
2018/07/09(月) 23:46:45.13 ID:iKfa8UQeo
  
 ーーー 
  
 鞠莉「……ぐすっ」 
  
268: ◆sHtux8fZAE[saga]
2018/07/09(月) 23:47:21.50 ID:iKfa8UQeo
  
 ダイヤ「……ぷっ」 
  
 果南「なんで笑うのさ」 
  
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