12: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:58:06.08 ID:9GZaroLJ0
  
 「あぁ、やめてくれ」 
  
 「じゃあなにかお姉さんらしいことしてください」 
  
13: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:58:40.90 ID:9GZaroLJ0
  
  
 「悪かった悪かった。これを食べてくれ」 
  
 「本当に、なにやってくれてるんですか」 
14: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:59:12.67 ID:9GZaroLJ0
  
 「まあまあ、これで許してくれ」 
  
 「なんですかこれ」 
  
15: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:59:51.56 ID:9GZaroLJ0
  
  
 いや、私の予想が当たっているのならば、渡せなかったのか。 
  
 晶葉さんは素直な人ではないですからね。そのままでは恥ずかしかったのでしょう。だからこそイタズラをして、お詫びという形で渡したのでしょう。 
16: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 15:00:17.29 ID:9GZaroLJ0
  
  
 楽しかった時間は早く過ぎ去るように、いつの間にか外がオレンジ色に染まり始めました。暗くなる前に帰るのが吉ですね。 
  
  
17: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 15:08:04.54 ID:9GZaroLJ0
  
  
  
 ほら、晶葉さんって色々ぶっ飛んでるというか、なんと言うべきか。 
  
18: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 15:14:56.55 ID:9GZaroLJ0
  
  
 苦虫を噛み潰したような顔で言いました。 
  
  
19: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 15:19:07.97 ID:9GZaroLJ0
  
  
 少しばかりの気まずい沈黙が沈黙が二人の間を流れました。 
  
 フランスではこの状態のことを「天使が通った」と表現するようですね。お洒落ですね、使ってみましょうか。 
20: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 15:20:35.69 ID:9GZaroLJ0
  
  
 「もう夏ですね」 
  
 「そうだな」 
21: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 15:21:55.01 ID:9GZaroLJ0
  
  
 あー、そういえば私は行きたいところがありました。一人ではなくみんなで。 
  
  
22: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 15:24:09.89 ID:9GZaroLJ0
  
  
 「それじゃあ、そろそろ帰ります」 
  
 「私も帰るかな」 
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