4: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:52:22.24 ID:9GZaroLJ0
「というか、晶葉さんが直せばいいのでは?」
「いや、私もそう思うのだが……」
「ダメですよ♪」
優しいが、圧がある声が飛んできました。目を向けるとちひろさんがニコニコしながらこちらを向いています。
なぜだか、笑顔の筈なのに怖いです。流石と言いたくなります。室温が確かに下がりました。
「変な改造をしなければ怒られませんよ」
「私もしたくて改造をしているわけではないのだ」
「それは嘘です」
「まあ最後まで聞いてくれ。まずは分解するだろ、問題箇所を見つけ、直す。ここまではいい、しかし、だ。この後が問題だ。多くの場合、元に戻すことが出来ないのだ。だから仕方がなく新たなパーツを加え組み立てる。その結果改造になってしまうのだ」
何故か誇らしげな顔で言い放ちます。しかし、それは、まあ。
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