6: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:54:17.51 ID:9GZaroLJ0
  
  
 ふう、幾分か涼しくなりました。そこで私は思い立ち冷蔵庫へ歩を進めます。 
  
 仲直りのしるし、二人で一つのものを分かち合う。 
7: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:54:54.36 ID:9GZaroLJ0
  
  
  
 「二本目とはいい御身分だな 」 
  
8: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:55:45.41 ID:9GZaroLJ0
  
 もうこの状態のちひろさんがずっと隣にいてくれたら涼しいのでは?いえ、それはあまりにも恐ろしすぎます。 
  
  
 「ありすちゃんはなにか言いたいことでもありますか?」 
9: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:56:12.24 ID:9GZaroLJ0
  
 「二人が喧嘩するのでこれから事務所内ではポッキンに統一しましょう」 
  
 「賛成です」 
  
10: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:56:55.00 ID:9GZaroLJ0
  
  
 しかし、満足げなPさんとちひろさんを見ていると、なんだか一杯食わされた気持ちになります。大人はいつだってずるいものです。 
  
  
11: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:57:29.65 ID:9GZaroLJ0
  
  
 「晶葉さんってお姉さんらしくないですよね」 
  
 「そりゃ私は一人っ子だしな」 
12: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:58:06.08 ID:9GZaroLJ0
  
 「あぁ、やめてくれ」 
  
 「じゃあなにかお姉さんらしいことしてください」 
  
13: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:58:40.90 ID:9GZaroLJ0
  
  
 「悪かった悪かった。これを食べてくれ」 
  
 「本当に、なにやってくれてるんですか」 
14: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:59:12.67 ID:9GZaroLJ0
  
 「まあまあ、これで許してくれ」 
  
 「なんですかこれ」 
  
15: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:59:51.56 ID:9GZaroLJ0
  
  
 いや、私の予想が当たっているのならば、渡せなかったのか。 
  
 晶葉さんは素直な人ではないですからね。そのままでは恥ずかしかったのでしょう。だからこそイタズラをして、お詫びという形で渡したのでしょう。 
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