206: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:34:06.62 ID:XmkdBCEDO
   
   
 「頭を上げてください」 
  
  
207: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:37:48.12 ID:XmkdBCEDO
   
   
 良い香りがした。何処か懐かしいような、切ないような 
  
  
208: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:39:16.14 ID:XmkdBCEDO
   
   
 【落ち着いたかしら?】 
  
  
209: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:40:53.49 ID:XmkdBCEDO
   
   
 それから彼女の膝枕の上でぽつりぽつりとそれまであった楽しかった事を話す私 
  
 私にとって良い記憶というものはほとんどがあの鎮守府のもの。もちろん彼女は知っている事ばかりの筈たけれどそんな事は口に出さず相槌を打ってくれていた 
210: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:43:20.10 ID:XmkdBCEDO
   
   
 見ると鎮守府の様子がおかしい、何やら有毒なガスが発生したと騒ぎになっていた 
  
  
211: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:45:34.31 ID:XmkdBCEDO
   
   
 「こっちに来ちゃ駄目です!こっちに来ちゃ駄目!」 
  
  
212: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:47:34.56 ID:XmkdBCEDO
   
   
 「でもあれ?魂を集めるなら好都合だったのでは?」 
  
  
213: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:49:42.04 ID:XmkdBCEDO
   
   
 部屋に戻るとY子さんが起きてきていてこちらに手を振る 
  
  
214: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:51:44.91 ID:XmkdBCEDO
   
   
 【さて…私はそろそろ行くわ。あまり悠長にはしていられない】 
  
  
215: ◆B54oURI0sg[sage saga]
2019/03/22(金) 02:54:07.52 ID:XmkdBCEDO
   
   
 そして部屋から出ていこうと扉に手を掛ける富士さんに私は思わず 
  
  
900Res/720.55 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
書[5]
板[3] 1-[1] l20