生徒会長「君の名を呼びながら胸を揉むと、すごく気持ち良いんだ」庶務「はい?」
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24:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/24(金) 23:15:45.10 ID:MwMFmLtgO
「さあ、助手くん。結論を出そう」

にやにや嗤いながら、教授は俺に質問する。

「会長のお漏らしを見て、どう思った?」
「えっと、可愛かったです」
「なら、それでいいんじゃない?」

どうでも良さそうに、教授はそう結論付けた。

「いいんですかね? キモくないですか?」
「えっ? そりゃあ、キモいよ」
「そ、そうですか……ですよね」

グサッときた。思わず打ちひしがれていると。

「でもさ、別にいいじゃん」

またもやどうでも良さそうに、教授は続ける。

「結局は自分の主観が正義なんだよ」
「他人にとっては悪でも?」
「所詮、絶対的な正義なんて存在しないのさ」

それについては、なんとなくわかる。
子供じゃあるまいし、俺はもう高校生だ。
正義とは相対的なもので、絶対的ではない。
無論、悪も同じく、絶対的なものではない。
その拠り所は結局、自分の主観にある。
他人にとっては悪でも、自分にとっては正義。
それが当たり前で、そうでなくては不自然だ。

だけど、それでも。

「……会長は絶対的に、容姿端麗ですけどね」

あの人だけは、絶対的な存在だと信じていた。


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