生徒会長「君の名を呼びながら胸を揉むと、すごく気持ち良いんだ」庶務「はい?」
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26:名無しNIPPER[sage]
2018/08/24(金) 23:22:49.51 ID:a6hnrGwy0
「それもまた、助手くんの主観に過ぎない」

そうなのだろうか。だとしても、別に良いさ。

「俺は自分の価値観を信じるだけです」
「ちぇっ……妬けちゃうなぁ」

何故か教授はヤキモチを焼きながら、愚痴る。

「だいたい、深層心理も付箋だらけだし……」

見ると、部屋中会長直筆の付箋だらけだった。

「ベタベタあちこち貼り付いて取れやしない」

不貞腐れた様子の教授は、また顔を近づけて。

「結論が出たなら、さっさと行きたまえ」
「行くって、どこへ?」
「現実世界に決まってるだろう?」

目の前で、パンッ! と、手を打ち鳴らす教授。

「ほら、夢の時間は終わりだよ」
「教授、ありがとうございました」
「ふんっ。ボクは敵に塩を送っただけさ」

意識が遠のいて、暗転する間際、鼻が当たる。

「だからこれは、会長への当てつけさ」

唇に、柔らかなものが触れたような気がした。


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