まゆり「あなたは誰ですか?」岡部「……ッ」
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134: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/21(水) 04:12:40.56 ID:6XOGb91so

2日後 未来ガジェット研究所



 その後、まゆりに悪夢が起こることはなかった。
 紅莉栖が言うには、一度アマデウス化したことによって人間の脳が持っていた有機的な機能に障害が発生したのではないか、とのことだったが、実のところはよくわからない。
 俺は、まるで性格が反対だったあのまゆコが、まゆりのリーディングシュタイナーの能力を消してくれたのではないかと勝手に思っている。いや、自分でもメルヘンが過ぎるとは思うのだが。
 とにかく、よかった。きっとすべてが解決したのだ。


岡部「もうまゆりは大丈夫そうだな」

まゆり「うんっ♪ ぐっすり眠れて、元気ひゃくばいマンだよー!」

紅莉栖「久しぶりにまゆりの屈託のない笑顔を見た気がする。ここまで漕ぎつけられて本当に良かったわ」

紅莉栖「でも、一応まだ気が抜けない。私の仮説は間違っていたかもしれない」

岡部「きっと正しかったさ。お前の理論はいつも完璧だった。お前は天才だよ、紅莉栖」

紅莉栖「ちょっ!? きゅ、急に恥ずかしいこと言うの、禁止!」


 何が恥ずかしかったのか、テンパった紅莉栖はドクペをゴクゴクと飲み始めた。照れ隠しのつもりか?


まゆり「ねぇねぇ、オカリン。クリスちゃん」

岡部「ん? なんだ?」

まゆり「あのね、また3人でお泊り会したいなーって♪」

岡部「っ!」

紅莉栖「ぶふぇっ!!! げほっ、げほっ」

ダル「うわあ! 僕のパソコンたんがぁ!? 牧瀬氏、許さない絶対ニダ」


 ドクペを飲んでいる最中だった紅莉栖は盛大に噴き出した。


岡部「ドクペ・エクスプロージョニスト(爆発論者)・クリスよ、掃除ぐらいは手伝ってやろう。鳳凰院凶真の寛大な心に感謝するがいい」

紅莉栖「鬱だorz」



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