キョン子「絶対、後悔させないから!」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/19(水) 23:30:09.45 ID:uEGK3sYu0
「キョン子はお団子にしてあげる」
「頭に団子なんて乗っけたくない」
「文句言わないの! じっとしてて」
「はいはい。わかりましたよ」

最後の抵抗も虚しく終わり、されるがまま。
ハルヒに髪を弄ばれて、敗北感を味わった。
唯一の癒しは朝比奈さんの手の感触である。
柔らかくて、すべすべで、細くて、堪らない。
それが指の股深くに入り込んでいるのだ。
これはもう、年齢制限の対象かも知れない。
そのくらい、指の股は敏感で、心地良かった。
この快感を誰かに伝えたい。広めたいと思い。
なるべくさりげない所作で長門に手を伸ばす。

「長門。もし良かったら、その……」
「……わかった」

こんな時だけは物分かりのいい長門有希。
こちらの意を汲んで、手を繋いでくれた。
その繊細な指先の驚きの冷たさに仰天した。

「冷たっ!? もしかして長門も冷え性なの?」
「……平熱」
「いや、そうじゃなくて……」

やはりどこかズレた返答をしてくる宇宙人。
この対有機生命体コンタクト用、ヒューマノイド・インターフェースは不思議ちゃんだった。
そんな長門の細くて冷たい指先をこじ開けて。
するりと、こちらの指を股の間に差し込む。
これで恋人繋ぎの完成だ。素晴らしい一体感。

「長門、嫌じゃない?」
「……本が読めない」
「じゃあ、やめとく?」
「……このままでいい」

パタンと本を閉じて、きゅっと手を握られた。


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