阿良々木暦「吸血鬼の尻穴って、何の為にあるんだ?」
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17:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/10(木) 22:14:37.47 ID:LRcZnrqO0
「お、忍野……」
「ああ、ほったらかしでごめんね」
「別に、それはいいんだけどさ……」
「ん? なんだい?」
「僕の尻穴から、タバコを抜いてくれ」

僕の尻穴にはタバコの先を差し込まれている。
このままでは、ズボンを上げられない。
そのような状態で、動くなと言われても困る。

「気に食わないね」
「気に食わないって、何がだよ」
「被害者ヅラが気に食わないっつってんだよ」

被害者ヅラも何も、尻穴が被害を受けている。

「君がそれを望んだんだろう?」
「僕はこんな辱めを望んじゃいない」
「なら、火を点けて入れてあげようか?」

何を言ってるんだ。火傷してしまうだろうが。

「不死身の尻穴ならば、へっちゃらかい?」
「ああ。だから僕は、それを求めた」
「人間じゃなくなるよ?」
「それで理想の尻穴が手に入るなら、僕は……」
「だが、感覚や痛覚は、元のままだ」

言われて気づく。自らの、過ち。愚かしさに。

「君がそれを望むなら何度でも焼きを入れる」
「……やめてくれ」
「だから、やめておけって、言いにきたんだ」
「悪かった。反省してる。だから助けてくれ」
「助けない。君が僕の忠告に耳を傾け、自分の愚かさを省みて、独りで勝手に助かるだけさ」

何もかもを見透かしたような、嘆息をされた。


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