阿良々木暦「吸血鬼の尻穴って、何の為にあるんだ?」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/10(木) 21:38:34.99 ID:LRcZnrqO0
「こんなこともあろうかと」
「なんじゃお前様、用意が良いのう!」

伊達に長くペアリングを通わせているわけではない。全ては想定内の範疇に収まっている。
そろそろ催促される頃合いだと見越して、事前に用意していたミスタードーナツが入った箱を差し出すと、忍は目を輝かせて、掻っ攫った。

「うむ。ちゃんとゴールデンチョコレートを2つ買ってきておるようじゃな。大義であった」
「お前の望みなんて僕にはお見通しなんだよ」
「穴の空いたミスタードーナツだけにか?」
「見通しの良さを無理矢理こじつけるな」
「かかっ」

チョコレートで顔やら手が汚れることなどお構い無しに、上機嫌でゴールデンチョコレートにかぶりつく忍に目を細め、僕は局部に貼られた絆創膏を凝視していたのだけど。
そんな微笑ましい光景よりも、気になる疑問がふと浮かび、忍に質問してみることにした。
穴は穴でも、ミスタードーナツの穴ではなく。
尋ねるのは絆創膏で隠し切れない、穴のこと。

「吸血鬼の尻穴って、何の為にあるんだ?」
「はえ?」

僕の問いかけに、忍は可愛らしく首を傾げた。


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