本田未央「うちの兄貴の華麗なる(?)日々」
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13:名無しNIPPER
2019/01/11(金) 20:24:42.39 ID:6bUZbsq+0
「いやぁ、ミナミンにもそんな狂犬時代があったとはねぇ。ねぇねぇ、逆に兄貴の面白エピソードとかあるよね!?」

「なんであること前提なんだよおい」

「もっちろん♪ さて、どれから話そうかしらねぇ〜」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER
2019/01/11(金) 20:25:58.97 ID:6bUZbsq+0
「新田、時間はあるか?」

「え、えぇ」

「よし、なら2人でこの子の抜けた穴を埋めるぞ。飲食の経験は?」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER
2019/01/11(金) 20:27:13.64 ID:6bUZbsq+0
「すみません、こちらに本田のご家族がいると聞きましたが……」

「はい、本田の兄ですが……」

声のする方へ顔を向けると、スーツ姿の男性がいた。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/11(金) 20:28:22.42 ID:6bUZbsq+0
「えっ、こんなにいただけるんですか!?」

俺は予想よりも大分多い額に思わず大きな声を出してしまった。

「ん? あぁ、時給で計算したらそんなものさ。まぁ細かい数字にはお礼として色をつけたけどね」
以下略 AAS



17:名無しNIPPER
2019/01/11(金) 20:29:10.80 ID:6bUZbsq+0
「おぉ、それは有難い! こっちは何時でも歓迎するよ!」

「もしそうなったらこちらも有難いです。菜々も何時までもここでバイトをさせる訳にはいきませんからね」

「菜々ちゃん、忙しいお仕事の合間を縫ってここで働いてますからね」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER
2019/01/11(金) 20:29:40.12 ID:6bUZbsq+0
こうして、俺は未央の事務所との繋がりが1つ出来た。
お話そのものはもう少し続くので、お暇ならどうぞお付き合い下さい。



19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/11(金) 20:30:47.60 ID:6bUZbsq+0
「夜にBarを、ですか?」

事務所内のカフェで働き初めてから数ヶ月、俺は店主、もといマスターからとある相談を受けた。

「あぁ。仕事終わりに一杯飲みたいって要望が多くてね。それに、俺自身も昔からBarをやりたいと思ってたんだ」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER
2019/01/11(金) 20:31:50.96 ID:6bUZbsq+0
「ホワイト・レディを1つ」

ある日、ちんまいお嬢ちゃんが一丁前にカクテルを注文してきたので、俺は優しく注意をした。

「お嬢ちゃん、ここはこの時間大人しか入れないんだよ? それに君が頼んだのはお酒だ。申し訳ないけど出す訳にはいかない」
以下略 AAS



21:名無しNIPPER
2019/01/11(金) 20:32:44.32 ID:6bUZbsq+0
「むぅ〜! 信じてないでしょっ! はいっ、免許証!!」

お嬢ちゃんは俺に水戸黄門の印籠の如く自前の免許証を突き出した。
日下部若葉、生年月日は……本当だ。こんな子が俺より年上だなんて。

以下略 AAS



22:名無しNIPPER
2019/01/11(金) 20:33:49.97 ID:6bUZbsq+0
この一件以降、若葉ちゃんは俺がシフトに入ってくる度にBarに現れるようになった。

「ブルー・ハワイを1つ!」

「えー、ホットミルクですね」
以下略 AAS



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