【艦これ】艦天って略すとカロリー低い食材みたい 第四章【天華百剣】
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31: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2019/03/13(水) 21:57:30.17 ID:q3DsNQzG0
( T)「……女将」

@#_、_@
(  ノ`)「なん……ッ」


女将が息を飲む。対照的に俺は感嘆を吐く
全長およそ二メートルと少し。俺が禍憑に対して振るう『それ』とは半分に満たない長さだ
幅広で大きく反りの入った刃から、太い柄に到るまで全て鋼鉄製。しかし、掴んだ瞬間から掌が焼ける錯覚をするほど『熱い』


( T)「人が悪いですね女将」


『重い』。しかし、心地よい重さだ。一振りで禍憑の雁首を纏めて斬り飛ばせるだろう
軽く動かしただけで、刃が空気を裂くのを感じた。無骨な見た目にそぐわない、ある種の『雅』すら思わせる切れ味だ

実に、ああ実に―――



( T)「『俺好み』だ」



他の選択肢を全て奪い去るほどに。その『矛』は俺の心を鷲掴みにした



@#_、_@
(;  ノ`)「そいつを選んじまうか……」

( T)「構いませんよね?貴方はこう言った。『好きなのを持って行け』と」


意地の悪いセリフを吐いてしまったが、こちとら言質は握ってる。『No』とは言わせない
例え呪いの武器だろうがなんだろうがボク絶対これ使うもん!!やだやだ使うもん!!


@#_、_@
(;  ノ`)「アタシの一存で決めr……いや、むしろ……『それ』が選んだのだとしたら……」


いつもは落ち着きのある女将だが、この時ばかりはブツブツと独り言を呟きながら思考を巡らせる
そこには焦りが見受けられたが、逆に奇妙な『高揚感』すら感じられる。何の曰くがあるのだろうか?


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