理樹「来ヶ谷さんを恥ずかしがらせたいなぁ」恭介「それだ!!」
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23:名無しNIPPER[saga]
2019/05/01(水) 22:21:21.13 ID:dT/zudZx0
理樹「はぁ…はぁ…」

理樹(息が苦しくなったので寝たままの体制でメットを取ると、来ヶ谷さんが太陽を背に僕の顔を覗き込んできた。相変わらず凄い美人だ)

来ヶ谷「やれやれ。君はここの所ずっと私を飽きさせていないが、今回ばかりは少し良いやり方とは言えないな……彼らの入れ知恵か?」

理樹(来ヶ谷さんが一目すると恭介達はギクッと言いそうな顔で後ずさりしていた)

来ヶ谷「まあ良い。理樹君はこれで私に勝ってどうしたかったんだ?」

理樹「来ヶ谷さんに勝って・・・」

理樹(改めて振り返ると僕の格好はなかなか間抜けに見えた。なかなか重くて自分ではなかなか起き上がれないのも手伝って僕はなんだか泣きたくなってきた)

理樹「勝って・・・何がしたかったんだ僕は」

来ヶ谷「ふむ」

理樹(すると彼女は僕の手を引いて起き上がらせた。そして僕が何かを考える前にハグしてきたんだ)

理樹「!!」

鈴「ふなぁっ!?」

真人「うぉっ!」

理樹「な・・・な・・・」

来ヶ谷「君のお陰で少し寒いな。少し暖をとらせてもらう」

理樹(とは言うが、キャッチャーのガード越しでも暖をとる必要がないのが分かるほど来ヶ谷さんの温かみが伝わってきた)

理樹「来ヶ谷さん・・・あの・・・」

来ヶ谷「そう恥ずかしがるな。君が何を思って行動してきたのかは知らんが、これで期待には応えられないか?」

理樹「あっ、あっ、あっ」

理樹(もはや何も言えなかった。顔が真っ赤で身体もピクリとも動かせなかった)




理樹「〜〜〜っ!」

真人「おいおい、こいつは・・・」

鈴「理樹の方が照れまくってるな」

謙吾「・・・恭介」

恭介「なんだ」

謙吾「帰ろう」

恭介「・・・そうだな」






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