海未「うみデイト」
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21:名無しNIPPER
2019/05/29(水) 21:34:38.78 ID:p+U6Svn90
幼い頃に迷子になった記憶があります。とても不安で怖くて母が見つけてくれた時安心して気が緩み泣いてしまったのです。今の私の気持ちはそれに近く彼に手を握り締められた時それを思い出しました。

海未「これじゃあ、どっちが迷子か分かりませんね。」

虎太郎「ん?」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER
2019/05/29(水) 21:57:29.37 ID:p+U6Svn90
ワイワイ ガヤガヤ

縁日は相変わらず人の数で、その数の多さに一瞬目の前がクラッとしてしまいそうでした。

海未「だいぶ人が多いので手を離してはダメですよ?」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER
2019/05/29(水) 22:43:14.82 ID:p+U6Svn90
たまたま近くにあったたこ焼きの屋台が目に入ったので提案してみました。たこ焼きなら二人でシェアも出来るので女と子供だけでも食べきれると思ったのです。

海未「しかし、どの屋台もそれなりに並んで居ますが…たこ焼きは特に並んで居ますね」

虎太郎「うん」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER
2019/05/29(水) 22:57:33.74 ID:p+U6Svn90
虎太郎「喋り方・・・どうしてですがいつもつくの?」

海未「私の喋り方ですか?」

虎太郎「うん。先生みたい」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER
2019/05/29(水) 23:20:25.01 ID:p+U6Svn90
海未「変ですか?」

虎太郎「うちのお母さんもお姉ちゃんもそんな喋り方しないから」

海未「私は昔からこの喋り方なんです。けど、虎太郎君が変だって言うならちょっと恥ずかしいけど変えますよ?」
以下略 AAS



26:名無しNIPPER
2019/06/03(月) 22:17:01.49 ID:hB94KFlI0
海未「すいません。たこ焼き一つ下さい」

店員「あいよ」

虎太郎「お姉ちゃん、僕持つ」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER
2019/06/03(月) 22:31:25.63 ID:hB94KFlI0
虎太郎「熱っ」

海未「ふふっ、冷まさないと火傷しちゃいますよ」

虎太郎「うん」
以下略 AAS



28:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 21:26:24.87 ID:pqkRUNAK0
少し人目が気になりました。大勢の人が見ている前であ〜んだなんて。けど、相手は子供ですし希の言う通り私は少々大袈裟だという事も自覚していましたから素直に受け入れる事にしました。

海未「あ、あ〜ん」

パクっと口に入れました。虎太郎君が冷ましてくれたお陰で口の中を火傷せずに済みました。
以下略 AAS



29:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 21:58:28.47 ID:pqkRUNAK0
けど、こんな私にもいずれは恋人が出来る時が来るかもしれません。

海未「ほかに何か食べたい物はありますか?」

虎太郎「ん〜」
以下略 AAS



30:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 22:07:48.15 ID:pqkRUNAK0
凛「あ〜海未ちゃんにゃ〜」

急に今日聞いた中で一番の大きな声で名前を呼ばれました。

海未「あ、凛?」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 22:25:07.47 ID:pqkRUNAK0
海未「それは・・・」

凛「それは?」

海未「デートですよ。見て分かりませんか?」
以下略 AAS



32:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 22:35:16.62 ID:pqkRUNAK0
パンパーン

虎太郎「お姉ちゃんの言う通りにしたら当たったよ」

海未「ふふっ、虎太郎君は飲み込みが早いですね。うちの道場に欲しいくらいだな」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 22:44:05.48 ID:pqkRUNAK0
なんて、冗談を言っていると

「ちょっと。スカウトするなら姉の私を通してくれない?」

聞き覚えのある声が。
以下略 AAS



34:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 22:51:59.21 ID:pqkRUNAK0
にこ「本当、ちょっと目を離した隙に居なくなるし。ここあも虎太郎も・・・ね?」

こころ「ダメですよ。虎太郎、ここあ」

ここあ「ごめんなさい」
以下略 AAS



35:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 23:03:42.23 ID:pqkRUNAK0
それから、凛達のステージを皆んなで観ました。

にこ「ふん。まあ、にこが居ないのにあれだけ出来れば上出来じゃない」

なんて言っているけど、さらに上達した「五人」を観て心底満足そうな表情をしていました。
以下略 AAS



36:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 23:10:02.15 ID:pqkRUNAK0
花火が終わると大勢居た人が一斉に帰ろうとするので行列が出来てしまいます。

にこ「ほら、こころ、ここあ。絶対に手を離すんじゃないわよ」

ここあ「うん。分かった!」
以下略 AAS



37:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 23:15:46.60 ID:pqkRUNAK0
にこ「さっ、それじゃあここでお別れね」

海未「そうですね」

にこ「本当、今日は悪かったわね。受験生をこんな時間まで付き合わせて」
以下略 AAS



38:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 23:32:48.87 ID:pqkRUNAK0
海未「あっ、大丈夫ですよ。私が勝手にした事ですから」

にこ「ダメよ。こう言う事はちゃんとしないと」

海未「あっ、じゃあ」
以下略 AAS



39:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 23:41:57.17 ID:7rvHSuSTO
ミーンミンミンミン

穂乃果「あ〜ん。もう飽きた〜」

海未「まだ始めて30分でしょ!」
以下略 AAS



40:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 23:48:50.29 ID:7rvHSuSTO
穂乃果「そ、そうだね。よし、ちゃちゃっと合格しちゃって」

海未「ちゃちゃっとって言っても試験はまだ先ですが」

穂乃果「細かい事はいいの。来年からも毎年一緒に行こうね」
以下略 AAS



41:名無しNIPPER
2019/06/09(日) 23:49:17.90 ID:7rvHSuSTO



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