千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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51: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/12(日) 12:54:20.59 ID:DoNfZkVt0

■Chapter073 『クロサワの巫女・ルビィ』 【SIDE Ruby】





ルビィ「グラードン!!」
 「グラルゥゥッ!!!!!」

 「バァァァーーール!!!!!!!」


二匹の伝説のポケモンが対峙する。


 「バァァァァ……ッ!!!!!!!!」


パルキアが口元に水のエネルギーの収束を始めたところに、


ルビィ「グラードン!! “だいもんじ”!!」
 「グラァァァーーー!!!!!!」


対抗するように、こちらも炎熱攻撃を放つ。


 「バァァァァーーーール!!!!!!!!」


ワンテンポ遅れて収束を終えたパルキアから、“ハイドロポンプ”が発射され、炎と水がぶつかり合う。

二匹の攻撃は真正面からぶつかり、“ハイドロポンプ”は一瞬にして、“だいもんじ”によって蒸発していく。

“ひでり”による、ほのお技の威力の上昇によって、みずタイプの技にも全く押し負けない。


ルビィ「いけぇっ!!」
 「グラァッ!!!!!!」


大の字をした、巨大な炎が、太い水の柱を掻き消して、パルキアに襲い掛かる。


 「バァァァァッ!!!!!!!」


炎の直撃を受け、パルキアが叫ぶ。

そこに間髪居れず、背後から

何発かのエネルギーの弾がわたしたちを避けるように迂回しながら飛んできて、パルキアに立て続けに炸裂する。


 「バァァァァアァルッ!!!!!!!!」


──千歌ちゃんのメガルカリオの援護攻撃だ……!

“はどうだん”の直撃によって、パルキアが体勢を崩したところに、


 「グラグルゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!」


グラードンは重量級の体を躍動させて接近する。

そのまま救い上げるように、パルキアの胴体に拳を突き出す。


ルビィ「“ほのおのパンチ”!!!」
 「グラァァァ!!!!!!!」


腕を振るって、直撃させた炎の拳が、パルキアが更に後方に突き飛ばす。


 「バアァァァァルッ!!!!!?」





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