千歌「ポケットモンスターAqours!」 Part2
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7: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/11(土) 14:10:04.29 ID:XqTkDbxP0

鞠莉「伝説ポケモン二匹相手……っ……」

果南「さすがに私たちでも荷が重いね……!!」


唯一の救いは、野生に還ったパルキアは暴れているだけで、わたしたちを積極的に狙っているわけじゃないというところだろうか。


鞠莉「こんなことなら、さっさとスナッチするべきだった……!!」


スナッチマシーン自体、まともにチューンする暇もなかったから、どれくらいまともに動くかの問題もあって、出来れば使いたくなかったと言うのが、甘い考えだった。


果南「いや、結果としては、使わなくてよかったと思う」

鞠莉「……今、慰めなんか……!!」

果南「どっちにしろ、ディアルガの召喚は誰にも防げなかった。それに、マスターボールは一個しかないんでしょ?」

鞠莉「それは……そうだけど……っ!!」

果南「スナッチの対象がディアルガに移っただけだよ。パルキアは野生に還ったんだったら、普通に捕獲出来る。まだ失敗だって、嘆くほどじゃない」

鞠莉「果南……うん」


後悔している場合じゃない。

こうなったら、ディアルガをスナッチマシーンで捕獲し、パルキアを通常の捕獲で無力化する必要がある。


鞠莉「果南の言う通り、マスターボールは1個しかない。出来る限り、スナッチマシーンでディアルガに対して使用したいことを考えると、パルキアは通常のボールで捕獲するしかない」

果南「なら、パルキアは極力弱らせる必要があるね」


この状況で、出来るのか……?

わたしは思案しながら、スターブライト号を操りながら、二匹のポケモンの標的にされないように、大回りでダイヤの居る元へと走る。


ダイヤ「お二人とも……!! 無事ですか!?」


辿り着くと、ダイヤはメガハガネールへの指示のためか、ディアルガの方を向いたまま、声だけで安否の確認を求めてくる。


鞠莉「ええ、お陰様で!」

果南「それより、また聖良の様子、またおかしくない……?」


果南に言われて、聖良の方に視線を配ると、

彼女はわたしたちにも、ディアルガやパルキアからも背を向けた状態で、

祠に向かって──


聖良「──さぁ、どうですか!? ディアルガもパルキアもこの手に御した私を放っておいていいんですか!?」


そう叫んでいた。


鞠莉「……あれは、なにしてるの……?」

ダイヤ「わかりません……ですが、何かを企んでいるのは、確実ですわ……!」

果南「なら……先に潰すしかない……!! ラグラージ!!」
 「ラァグ!!!!!」


そう言って、果南が再びメガラグラージに飛び乗って、飛び出す。


果南「“アクアジェット”!!」
 「ラァグッ!!!!」



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