夢見りあむ「チョロいなオタク!!」
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2:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 22:14:07.61 ID:WM+ZVD1i0
まばらな拍手が響く。

歓声が起こるでもなく、かといってブーイングされるでもなく。

少なくとも歓迎はされていない。
以下略 AAS



3:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 22:15:53.10 ID:WM+ZVD1i0
「りあむさん、一言お願いします!」

震える手でマイクを受け取り、彼女は初めて顔を上げた。

大勢のアイドルファンが一斉に彼女を見つめている。
以下略 AAS



4:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 22:17:24.53 ID:WM+ZVD1i0
テレビの中で、アイドルが踊っていた。

本当のシンデレラのようにキラキラと輝く彼女たちを、齧り付くように眺めていた。

LIVE会場にも足を運ぶようになった。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 22:19:35.96 ID:WM+ZVD1i0
「りあむさん!」

催促をされ、「あっうっ」と小さく声を漏らす。

大丈夫だ、誰が何と言おうと、ぼくはぼくの実力でこの順位を勝ち取ったんだ。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 22:20:46.44 ID:WM+ZVD1i0
・・・その時、頭の片隅でとある記憶が蘇った。

昔、彼女が推していた地下アイドルを。

本当に努力をしていた事を知っていた。だから大好きだった。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 22:22:16.78 ID:WM+ZVD1i0



「チョロいなオタク!!」

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 22:23:59.31 ID:WM+ZVD1i0



「ぼく頑張ったか!?」

以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 22:25:28.03 ID:WM+ZVD1i0



「努力なんてムダムダの無じゃん!?」

以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 22:27:11.25 ID:WM+ZVD1i0
「トレンド入ってんじゃん・・・ははは」

思いの丈をぶちまけた彼女は舞台から逃げ出し、楽屋に駆け込んだ。

始めの数分は後悔と自己嫌悪で震えていたが
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2019/05/20(月) 22:29:43.13 ID:WM+ZVD1i0
彼女から話を聞くと、プロデューサーは感心したように呟いた。

「なるほどな・・・そんな事を思ってたのか。調子に乗って皆を煽ったのかと」

「Pサマひどくない!?そんな事しないし!やむ!」
以下略 AAS



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