27: ◆CgreWx9pM3yb[saga]
2019/06/03(月) 02:14:29.30 ID:l9P6w5/po
 女「オメー勝手に女作るんじゃねーぞ」 
  
 男「ううん……」 
  
 女「んだよ」 
28: ◆CgreWx9pM3yb[saga]
2019/06/03(月) 02:14:55.69 ID:l9P6w5/po
 8に続く 
  
 日が経つのって早いですね 
29: ◆CgreWx9pM3yb[saga]
2019/06/04(火) 15:15:25.44 ID:XjEnRceRo
 8 〜特に衝撃でもないありふれたただの現実〜 
  
  アタシは父に疎まれていた。 
  アタシは父の論文の粗を指摘した。 
  アタシは母に憎まれていた。 
30: ◆CgreWx9pM3yb[saga]
2019/06/04(火) 15:17:12.72 ID:XjEnRceRo
  でも一人だけ、ずっとアタシの側にいた男の子がいた。 
  別にアタシを褒めたり持ち上げたりもしない。 
  ただなんとなく遊んで、その縁で一緒にいるようになって、誰もが離れていった時もそこにいた。 
  彼は運動が得意ではなかった。 
  彼は勉強が得意ではなかった。 
31: ◆CgreWx9pM3yb[saga]
2019/06/04(火) 15:17:43.29 ID:XjEnRceRo
  惚けたような発言に、アタシはおかしくて怒りも忘れて笑ってしまった。 
  彼は頭は悪いが馬鹿ではない。 
  アタシが特別な人間だと知っていただろう。 
  でも彼にとってはそんな、アタシがずっと思い悩んでいた事は、とても小さい事だったのだ。 
  まだ9歳の頃だったが、アタシは心に決めた。 
32: ◆CgreWx9pM3yb[saga]
2019/06/04(火) 15:22:22.42 ID:XjEnRceRo
 9に続く 
33:名無しNIPPER[sage]
2019/06/27(木) 07:35:31.78 ID:loxDTyYdo
 まだくいのぅ 
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