【エヴァ】シンジ「すべてを受け入れようと思う」
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35: ◆o6rtSmOlPg[saga]
2019/05/29(水) 15:41:14.67 ID:PM9H0cD60
『緊急事態発生! 緊急事態発生! 検体と綾波シリーズが接触!』
「狙いは初号機なんかじゃない! っとに、退屈させないんだから!! コネメガネ!!」

アスカは廊下を駆けながらマリとの通信を続けていた。

「あいあ〜い。カエルの王子様がわる〜い魔法使いに連れてかれないようにってね」

すっかり準備を整えていたマリが、威勢の良いかけ声で答える。エヴァ8号機を格納していたハッチが回転すると、ピンクの機体が迫り上がって空の空気に晒された。

「的を〜狙えば外さないよぉ〜♪ヘーイ、カモォ〜ン♪」

ハンドガンを構えた姿勢でヴンダーの側部に登場した8号機は、0号機の頭部を捉えて発砲する。マリの放った銃弾は、見事に0号機の側頭部に直撃。マリは、エントリープラグを放出すると、ヴンダーの甲板を駆けて0号機との間合いを一気に詰める。

「やっりぃっ!!」

8号機の放った弾丸がことごとく0号機に命中する。0号機の頭部は既に吹き飛び、首だけの状態になっていた。
マリは、構わず銃弾を浴びせながら0号機との間合いを詰めていく。しかし、0号機は激しい攻撃を意に介さず、背中から羽のようなものを伸ばすと、それをロケットブースターのような型に変形させた。

「やっぱし……『アダムスの器』か!?」

 一瞬の出来事の後に、0号機はロケットを噴射してヴンダーから剥がれ落ちた。マリはハンドガンを連打してさらに追い打ちをかける。

「ワンコくんにちょっかい出すなんて許すわけないだろおらぁー!!」


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