395: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:18:42.39 ID:QHO8M2d60
  
 「やっば! これちょーうまいよ兄ちゃん! ほらほら早く食べて早く!」 
  
 「ああ……真美にはやっぱりまだ早かったか……」 
  
396: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:19:24.29 ID:QHO8M2d60
  
 「そしてこれが……これが噂の絶品デザートか……!」 
  
 「ふぉぉぉぉぉぉぉお……!!」 
  
397: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:19:51.31 ID:QHO8M2d60
  
 「無理だああああああああ!」 
  
  
 兄ちゃんが、周りを気にして微妙に小さく上げた雄叫びとともに食べ始めた! 
398: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:20:18.31 ID:QHO8M2d60
  
 甘味も食べ終えて、食後のドリンク。 
  
  
 「あー、食った食った……」 
399: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:20:47.25 ID:QHO8M2d60
  
 「真美」 
  
  
 そう優しく名前を呼んで、兄ちゃんはそれを差し出した。 
400: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:21:31.32 ID:QHO8M2d60
  
 中に入っていたのは、綺麗なイヤリング。 
  
 これも、前に真美が教えてあげた奴に似てるけど……。 
  
401: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:22:19.42 ID:QHO8M2d60
  
 手に取ったイヤリングを、さっそく耳に付ける。 
  
  
 「どう? 似合ってるかな」 
402: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:22:46.09 ID:QHO8M2d60
  
 「なあ、真美――」 
  
  
 とそこで、兄ちゃんは途中まで何かを言い掛けた。 
403: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:23:12.08 ID:QHO8M2d60
  
  
  
 とってもおいしい料理。 
  
404: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:23:39.00 ID:QHO8M2d60
  
 「兄ちゃん、今日はあんがとね!」 
  
  
 部屋の玄関の前で、一緒に帰ってきたときのいつものご挨拶。 
405: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:24:05.65 ID:QHO8M2d60
  
 シャワー浴びて、明日の準備をして。 
  
 でも真美は、それからベッドに潜ってもモヤモヤが消えなかった。 
  
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