37:名無しNIPPER[saga]
2019/07/02(火) 00:37:56.86 ID:ndUIllUw0
「も〜ホントですよ〜……でも、それなら良かったです!だって私とおんなじですもん!えへへ〜♪」
「そう、ね、同じね……同じなのね、ふふふ♪」
「そうです!おんなじですよ〜、えへへ♪」
私と千早さん、二人揃って笑いあう。ちゃんと、お互いの顔を見ながら。
「やっぱり未来ってすごいわね……すごく強い」
「えぇ、私がですか!?そ、そんなことないですよ〜」
「そうかしら?」
「そうですよ! だって……だって、周りのみんなの方がすごいんですもん。千早さん達はもちろんですけど、静香ちゃんも翼も、他のみんなだって……だから、みんなにおいてかれないように、ついてくのに必死なだけで、それだけなんですよ……きっと、みんなが思ってるほど強くないですよ、私なんて」
「ううん、そういう風に言えることがすごく強いことだと思う。私はそんなふうに感じたの」
「そう言ってもらえると、嬉しいです──でも、私って結構おっちょこちょいですから。千早さんにはお見通しだと思いますけど」
──でも、それはアイドルの私で。
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