阿良々木暦「神原、何か飲むか?」神原駿河「私は阿良々木先輩の汗でいい」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/05(金) 23:25:44.23 ID:vXBrfRKkO
後日談というか、今回のオチ。

「それじゃあ、あとはごゆっくり」

あの後、尿を出し切った戦場ヶ原はスッキリした表情をしてさっさと帰ってしまい。
バス停には尿塗れの僕と、目を爛々と輝かせて興奮冷めやらぬ様子の神原が残された。

「凄かったな、阿良々木先輩!」
「凄くしょっぱかった」

まるで汗みたいな味だったぜ。

「さて、それじゃあ僕は一雨浴びてくる」
「ならば、私もお供しよう!」

流石の僕も、このままでは家には帰れない。
妹達におしっこ臭いと言われたら悲しいから。
尿を洗い流すべくバス停から出て、依然として降り止まぬ雨を浴びると、神原もついてきた。

「薄いシャツが透けちまうぜ?」
「そんなことはもはやどうでもいい! 今はただ、思いっきり、雨に濡れたい気分なのだ!」
「ああ。僕も全く、同感だよ」

紅潮した顔を、雨に濡らして冷ましながら。
笑顔でスパッツの染みを広げていく神原は。
改めて僕の後輩に相応しいと、そう思った。


【するがモラシー】


FIN


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