幼馴染のボクっ娘「……あまりボクを怒らせない方がいい」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/10(水) 23:48:34.92 ID:gf070GdVO
「ともかく!」
「なんだよ」
「言うこと聞かないと大変なことになるよ!」

腰に手をやって威圧しているつもりらしいが。
いかんせん、背が低すぎて、全く迫力がない。
チビで童顔を学校でからかわれて、不登校に。
以来、定職にも就かずにヒキニートとなった。
可哀想だと、思う。だから、放っておけない。
同情ではなく、心配なのだ。なんとかしたい。
だから俺は、なるべく甘やかさずに、接する。

「ヒキニートが偉そうなこと言うな」
「ああっ!? またヒキニートって言った!」
「事実だろ?」
「違うもん! ボクは専業主婦だもん!」
「主婦なめんな。お前と一緒にするな」

全世界の専業主婦に、深々と謝罪するべきだ。

「ぐぬぬ……今に見てろよぉ」
「さっさと俺を見返してみろよ」
「だったら、望み通りにしてやるよ!」

そう言って、ペチッと、地団駄を踏んだ。
いつもの癇癪だと、そう思っていた。
その裸足の小さな足が、何をもたらすかなど。
この時の俺には、まったく想像出来なかった。


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