北条加蓮「藍子と」高森藍子「ひまわり畑のカフェで」
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55:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/21(日) 19:23:12.27 ID:FChXWsj50
藍子「……。……大切な気持ちを伝えるってことだって、そんなに軽い物じゃないですよ」

加蓮「へぇ?」

加蓮「ちゃんと劇的に言えと? 夕暮れの向日葵畑の中みたいな立派なシチュエーションの1つでも作らないと藍子の心に言葉は届かないの?」

加蓮「……そういう舞台になったらなったで、勝手に傷ついて、自分はアイドルとしてーとか言い出して勝手に私から遠ざかる癖に」

藍子「……………………」

藍子「――加蓮ちゃんの中で、言ったから終わりってことにして、伝え終えた気持ちにならないでください」

藍子「お話の相手、向かい合ってる場所に、私が座っているんです。それを、忘れないで……」

藍子「それと――」

藍子「私は……その、確かに、加蓮ちゃんの気持ちが伝わったり、隠していることがなんとなく分かったりすることって、あるかもしれませんけれど」

藍子「だからって言えば簡単に伝わるって思うのは……それは、ズルです!」

加蓮「ズル?」


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