七海やちよ「ああっ?! いろはが泉に落ちたわ!」
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11: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/07/22(月) 21:36:04.83 ID:gIXWvDgW0
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メル「十七夜さんが泉に落ちたです! ・・・けど、あの人なら放っておいても自力で這い上がってきそう」
メル「今日の運勢は悪いし、あちこち連れまわされる前に今のうちに逃げ―――」
パァア.。.:* ☆
女神様「あなたが落としたのはこの義理堅く面倒見はいいけど頑固で融通が利かない十七夜さんですか?」
十七夜1「おい安名。また成績が落ちて学校で教師に叱られていたな。占いばかりで勉強をおろそかにしているからだ。仕方ない、自分が勉強を見てやろう」
女神様「それとも、不条理不義理不公平を絶対許さず頑固で融通が利かない十七夜さんですか?」
十七夜2「おい安名。また魔女を目の前に逃げ出したな。魔法少女として恥ずかしくないのか。仕方ない、説教を兼ねて自分が稽古をつけてやろう」
メル「ふなぅ!? どっちも嫌だああ!」
女神様「『どっちも嫌』。あなたは正直者ですね。ご褒美に前者の十七夜さん、後者の十七夜さん、この時間軸の十七夜さん、あとおまけでメイドのなぎたんさんも付けて差し上げましょう」
十七夜1「むっ。貴様は誰だ」
十七夜2「むっ。貴様こそ誰だ。自分は自分だ」
十七夜3「そうか。自分も自分だ」
メル「ぎゃあ?! 十七夜さんがいっぱい増えた!」
十七夜4「ご主人。ぎゃあ とはなんだ ぎゃあ とは」
メル「あわわ・・・・」ビクビク
十七夜1「自分が増えたくらいでなにをそんなにおびえる。朝までみっちり勉強を見てやるから安心しろ」
十七夜2「いや、稽古が先だ。こればっかりは命に関わるから早くやった方いい」
十七夜3「生ぬるい。同時に二つやってしまえ」
メル「冗談じゃないですよ! そんなこと人間にできるわけがないです!」
十七夜4「心配するなご主人。疲れたら野汁もあるぞ」
メル「ひええ?! ごめんこうむるですっ! 逃げるですぅー!」ダダッ
十七夜1「おいどこへ行く。遠慮するな」ガシッ
メル「ぐぇっ?! あぁ・・・もうだめだぁ! 殺されるー! 七海先輩助けてー!」
十七夜2「喚くな。尻をひっぱたかれたいのか」
十七夜3「まずは鞭振り10000回しながらこの数式を解いてみろ」
十七夜×4「「「「さあやれ!」」」」
メル「うわーん! 泉(いずみ)なんて大っ嫌いだー! 女神様のばかーっ!」
女神様「・・・・・・・・・」
女神様「うぇひひ♪」
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