夢見りあむ「ぼくは弱いから君の手を取った」
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8:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:38:55.01 ID:QSLC9P+h0
「ぜひー……ぜひー……おえっ」

「だ、大丈夫ぅ?」

少女は両目に涙を浮かべながら、心配そうにこちらの顔をうかがっている。

(っていうかよく見たら顔いいなこの子)

(こんな状況でもぼくの心配をしてくれるとか天使か?)

(それとぼくがこんな限界なのにこの子は全然息上がってないのはなんで?若いから?ぼくもまだ若いよ?)

疲労でりあむの思考がグルグルしてる時、少女は少女で状況が飲み込めないようでオロオロとしている。

「あ、あの、くるみ、戻らないと……」

ああ、いけない。

あの男にどんな誘われ方をされたか知らないけど、このままだとあの男の場所へ戻ってしまうだろう。

「き、きみ……さっきのスー、うぷっ、あ、ごめんもうちょっと待ってこれやばい」

「ふえぇぇ」



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