9:名無しNIPPER[saga]
2019/09/15(日) 11:40:30.03 ID:QSLC9P+h0
りあむ休憩中。
どうにか戻さずにすんだので、一呼吸を置いてりあむは少女に言い聞かせる。
「あのね、さっきのスーツの人みたいなのは危ない人なんだよ。だから、もし話しかけられても」
「ぜひー……やっと追いついた……おえっ」
「追いつかれたああ!?」
先ほどのスーツ姿の男性が疲労困憊といった様子でやって来た。
(走った後のリアクションがぼくと同じでなんか嫌!)
逃げなければ、と思うけれど足がガクガクで走れない。
「くっ、殺せ。あ、いや冗談です。あとコンビニの袋も冗談、手が滑っただけで、あのほんと大声出すんでこないで」
やばい!やばい!やばい!と焦るりあむの隣で。
「あ、あの!!」
少女が男性をかばっていた。
「ぷろでゅーしゃーは悪い人じゃないよ!!」
…………はい?
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