静香「まさか、こんな日が来るだなんて」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:27:39.42 ID:T5VGsdE90



静香「――ふぅ……。今のはどうだった? Bメロの入りを少しだけ変えてみたんだけど」

以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:28:46.23 ID:T5VGsdE90
静香「そ、そんなことないわよ! 未来の意見もちゃんと参考にしてる!」

未来「うそだー! 私の時と反応が全然違うもん!」

静香「う……し、しょうがないでしょ! だって未来ったら、『かっこいい』しか言わないんだから!」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:29:47.70 ID:T5VGsdE90



――曲をもらってからの数日間。
静香は毎日、一生懸命に練習した。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:31:44.45 ID:T5VGsdE90
P「でも静香、お礼を言うのはまだ早いぞ。
 千早とはまだ一度も合わせてないわけだし、それに本番だってまだまだ先なんだからな」

静香「わ、わかってますよ! けど、大丈夫です。
  明日もきっと……いいえ、絶対に完璧に歌ってみせます。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:34:18.94 ID:T5VGsdE90
そうして、いよいよ当日。
一週間、千早の提案の通りに二人はそれぞれ個別で練習を重ねた。
その成果を出すのが今日この日。
千早と初めて二人で歌う日……静香にとっての、もう一つの『本番』の日。

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:35:43.70 ID:T5VGsdE90
P「静香の方も大丈夫か? 緊張してないか?」

静香「は……はい、大丈夫です!」

P「……よし。それじゃあ二人とも立ち位置に付いてくれ。曲を流すぞ」
以下略 AAS



18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:38:39.10 ID:T5VGsdE90



――曲が終わった。
一週間の練習の成果をすべて曲にぶつけた静香の顔に浮かんでいたもの……。
以下略 AAS



19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:39:52.17 ID:T5VGsdE90
千早「プロデューサー。今度は撮影をお願いします。携帯電話で構いません。
  私たちの歌っている光景を、撮影していただければと」

P「……ああ、わかった」

以下略 AAS



20:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:41:25.66 ID:T5VGsdE90
――二度目の挑戦。
今度も……やはり、完璧だった。
「変わらず」完璧に静香は歌い上げた。
そして先ほどよりも集中力を上げ、より正確に自己評価した結果……
静香の自己評価は変わらなかった。
以下略 AAS



21:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:42:15.29 ID:T5VGsdE90
……きっと、自分の技量では分からないほどの細かなミスがあったに違いない。
静香の思考がそこに至ったのは当然のこと。
だから静香は、千早に聞こうとした。
しかし口を開く直前、千早が早口気味に言った。

以下略 AAS



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