【艦これ】神風「最初の一人」
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607: ◆rbbm4ODkU.[saga]
2021/11/28(日) 04:03:27.97 ID:vgGQ1HgcO
男『ふぅーー』ドサッ

蒼龍『大丈夫?』

男『死ぬかと思った』

飛龍『加賀さん怖いからなー。むしろよく耐えた、エライっ!』

男『死んだ方がマシなレベルだありゃ』

蒼龍『さてと、板運んじゃおうか』

飛龍『じゃあ、台車は私達やるから課長はこれお願い』

男『わかった』

力仕事をせっせとこなす少女2人を眺める道具箱を持った俺。どうにも居心地の悪い気分だがこれが一番効率的である。

飛龍『加賀さんね、強いから。空母代表みたいな感じでよくお偉いさんとかに会ってたりするの。だからかな、結構、いやかなーーーり人間嫌いみたいで』

男『それは、まあ分かるかな』

飛龍『赤城さんとかその辺全く気にしてなかったりするし、私もこんなんだから、余計に気を張るっていうかさ。そんな感じ』

蒼龍『飛龍は気にしなさすぎるのよ』

男『だろうな』

飛龍『ありゃ後でご機嫌取っとかないとかなぁ』

男『管理職は大変だな』

飛龍『私はそんなんじゃないって。加賀さんは、そうねぇ。手の焼けるお姉ちゃんって感じ』

蒼龍『アレで結構可愛いところも、っとこれは言ったら怒られるかな』

飛龍『だねー。秘密秘密』

男『それでいいさ』

それを知るのは、同じ艦娘か提督である彼の特権なのだろう。


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