タイトルを書くと誰かがストーリーを書いてくれるスレ part7
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308:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/17(土) 23:07:43.20 ID:08sYOQwl0
続き

「はじめまして、って言えばいいのかな」彼は言った。「はじめまして。これでいい」やや威圧的に言い子どもを打ち負かそうとした。しかし子供は気にする様子もなく、深々とした墨のような瞳を向けた。吸い込まれそうな雰囲気に彼は飲まれ、踵を翻した子供に自然とついて行くことになった。

 しばらく行くと、心落ち着く空気が訪れた。その正体を探るままに歩いて行くとその理由に気づく瞬間が訪れる。わかったぞ! 彼は無声で叫び、そして勝鬨を挙げた。「エウレーカ!」

 「よしきみ、ありがとう! ここがどこかわかったよ。君のお蔭かもしれないな、バイバイ!」彼は去ろうとした。しかし子どもはわれ関せず歩いている。不愛想なガキだなあ、と思っていたが、子供のあとに彼はついて行っていて、それに気づくまでに時間がかかっていた。

『おかしいぞ』彼は思った。

「おかしくないさ」と子どもが唐突に、判決を言い渡すように言った。「ここにいる以上はそうせざるを得ないんだ。気づいたならちょうどいいし、しょうがないな」


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