高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「お互いを待つカフェで」
↓
1-
覧
板
20
26
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2019/11/17(日) 19:06:17.37 ID:i6ln0z2d0
加蓮「お待たせっ」
藍子「……あっ。加蓮ちゃん。こんにちは♪」
加蓮「ごめんね遅くなって? こんにちは、藍子。……って、なんか考え事?」
藍子「ふふ、ちょっとだけ。加蓮ちゃんを待っている間に、加蓮ちゃんのことを考えていました」
加蓮「えー私のこと? なになに――いやごめん、なんかそれ聞かない方がいいことな気が……。でも気になる……。藍子が私のどんな悪口を思い浮かべてたのか――」
藍子「悪口じゃないですっ。確かに、いつもはあまり考えないことかもしれませんけれど、悪口ではないです!」
加蓮「ふふっ。なんてね。店員さーんっ。こんにちは。ココア1つお願いー」
ひとかけらの雲は、加蓮ちゃんがやってくるのと同時に散っていきました。店員さんとのやり取りでもまた笑顔が増えた加蓮ちゃんを見て、思わず頬を緩めながら――
私は、ファンレターをまた取り出しながら、テーブルに広げていきました。
藍子「加蓮ちゃん。これ、ファンの方から頂いたファンレターなんですけれど。ほら、ここ。ここっ」
加蓮「おー、相変わらず順調じゃん……え、待って、なんか私の名前入ってんだけど。これ藍子宛てのだよね?」
藍子「そうなんですよ〜。最近、私のファンレターによく、加蓮ちゃんの名前が入るようになって――」
心の奥底から生まれたちいさな思いつきは、石ころの下へ。
私がお話したり、加蓮ちゃんがお話したり、そんな時間がまた始まります。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
27Res/25.06 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「お互いを待つカフェで」-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1573984321/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice