環いろは「桜子ちゃんが二人になっちゃった?!」
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1: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2019/12/01(日) 14:09:39.80 ID:5yCClcPC0

いろは「うっ・・・。灯花ちゃん、こんなにたくさんの装置を果てなしのミラーズに運び込んでいたんだね・・・」

灯花「うん・・・。はーあ。この装置と魔法少女の魔法を使えば色んなことに応用ができるはずだったのににゃぁ・・・」

鶴乃「色んなことってなあに?」

灯花「例えば、高エネルギーの粒子同士を衝突させて超重力を生み出し、それで歪んだ時空連続体を、負の質量で安定させたワームホールで接続することができれば―――」

フェリシア「あっ? ・・・あっ??? なに言ってんだわけわかんねー! 日本語しゃべれよ!」

灯花「にゃーもうっ、なんでもないっ! 説明したところでどーせ凡人には理解できないよーだ!」

十七夜「おい、なんだその態度は。貴様の持ち込んだこの装置のおかげで羽根の力が制御できずに宇宙が崩壊しそうだったんだぞ。ちゃんと反省しているのか? それともまた尻を叩かれたいか?」

灯花「にゃ?! そ、それはもう何度も謝ったからいいでしょー! それより今は早く装置を運び出してよ。そこらをうろついている使い魔にもうすでにいくつか壊されちゃってるんだから、これ以上壊されたくないよ」

やちよ「はいはい分かったわよ。でもこの量は一度に全部は運びだせないわよ。何回かに分けないと。私たちが離れる間誰かが残って守っていた方がいいわ」

いろは「それじゃあ桜子ちゃん、ちょっとの間この装置を守っててくれる?」

桜子「 |分かった| 」

      < |・・・・ いろはっ| 

いろは「ん? 桜子ちゃん呼んだ?」

桜子「 |? ううん、私は呼んでない| 」

いろは「えっ、でも今桜子ちゃんの声がしたような・・・」


桜子?「 |・・・いろはっ| 」


いろは「・・・・えっ? あれ? ええっ?!」

桜子?「 |やっと会えた・・・いろは・・・| 」

桜子「 |うん? 私にそっくりな人がいる| 」

いろは「桜子ちゃんが二人になっちゃった?!」





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