ハリー・ポッター「僕の言うことを聞け」ドラ子・マルフォイ「……はい」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 21:55:49.79 ID:kNKMPaOnO
「ハリー」
「なんだい、ドラ子」
「スネイプ教授に謝るべきよ」

騒乱に満ちた授業が終わったあと、ドラ子はハリーを呼び止めて、頬を膨らませて怒った。
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 21:58:32.12 ID:kNKMPaOnO
「スネイプ教授、ドラ子・マルフォイです」
「……入りたまえ」

ノックして名乗ると、扉がひとりでに開いた。

以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage]
2019/12/07(土) 21:59:00.75 ID:PbMkhSTA0
あの3人組はそもそも萌えキャラちゃうんか
でも期待しちゃう


25:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:01:59.14 ID:kNKMPaOnO
「どう思う、ドラ子?」
「ひとことでは言い表せないわね」
「僕も同感だ」

談話室に戻りハリーとドラ子は意見交換した。
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:05:36.60 ID:kNKMPaOnO
「ポッター、よそ見をするな」
「はい、先生」

かぼちゃジュースの一件以来、ハリーは見違えるように真面目になり、魔法薬学を始めとした授業に真剣に取り組むようになった。
スネイプ教授は時折注意はするものの、減点や罰則をする機会は格段に減っている。
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:09:53.56 ID:kNKMPaOnO
undefined


28:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:11:38.10 ID:kNKMPaOnO
「スネイプ先生」
「なんだ、ポッター。まだ居たのか」

うんざりした表情を浮かべているが、スネイプ教授はまるで待ち構えていたかのようだった。

以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:13:01.60 ID:kNKMPaOnO
「ポッター、そうやってすぐに答えを求めるのがお前の愚かさだ。何度吾輩に同じことを言わせる。考えるのだ。時間をかけて自分の頭で」

時間をかけて、自分の頭で、考える。
スネイプ教授は事あるごとにそう口にする。
つまり生徒に考えさせるのが教育方針なのだ。
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:14:51.33 ID:kNKMPaOnO
その日から、ハリーとドラ子は魔法薬学の授業が終わると教室に居残り教授の講義を受けた。

「よいか、魔法薬とは結果を生み出す魔法だ」
「先生、意味がわかりません」
「ポッター、お前ならばわかる筈だ」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:17:14.95 ID:kNKMPaOnO
「ポッター、素材は厳選するのだ」
「はい、先生」

より良い魔法薬を作りたくば素材をケチらないことが何より重要である。納得の理屈である。
ハリーはその方式は自分に合っていると思う。
以下略 AAS



32:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:18:53.17 ID:kNKMPaOnO
「また失敗しちゃったよ……」
「誰にでも失敗はあるわ。元気出して!」

その失敗がよもや自分のせいとはつゆ知らず、健気に励まされてしまっては文句のひとつも口にすることが出来ず、ハリーは黒こげになった鍋をたわしで洗おうとして教授に止められた。

以下略 AAS



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