ハリー・ポッター「僕の言うことを聞け」ドラ子・マルフォイ「……はい」
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46:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:52:52.10 ID:kNKMPaOnO
「血痕はこの先に続いているみたいだ」

命からがらケルベロスから逃れた一同は、息を整えて、血痕を追って通路の先へと進んだ。

そこには様々な魔法を利用した罠があり。
チェスを模した仕掛けはロンが突破して。
難解な謎解きはハーマイオニーが解いた。

トロールの一件もあって疲弊した彼らはそれ以上進むことが出来ず、ハリーとドラ子は2人だけで通路の最奥まで辿り着き、目を見開いた。

「スネイプ教授!」
「ポッター、下がっておれ!」

そこでは一枚の鏡の前でスネイプ教授とあの影が対峙していて、教授は劣勢であった。
今にも消えそうな銀色の雌鹿は消耗していた。

「よくぞここまで来れたな、ポッター!」

黒い影は実体となり、その正体を現した。
頭に巻いた特徴的なターバンは紛れもなく闇の魔術に対する防衛術の教授である、クィリナス・クィレルのものであり、その下に隠された存在に、ハリーとドラ子は驚愕した。

「驚いたかね? 私の後頭部には闇の帝王の残滓が取り憑いているのだ! 因縁のご対面だな!」

クィレルの後頭部には、恐ろしい形相を浮かべた闇の帝王の顔が、浮かび上がっていた。


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