オーゼン「少し席を外すよ」ボンドルド「おやおや、素晴らしい。うんこですか?」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:38:09.74 ID:7R3ITGP6O
「はあ……わかったよ。仕方ないなぁ」
「はい?」
「望み通り、糞をするところを見せてやるよ」

どうやら煽りすぎたらしい。急展開を迎えた。

「これはこれは……不動卿は冗談が下手ですね」
「冗談だと思うかい?」

白笛同士の探り合い。
一触即発の不穏な空気が流れた。
先に動いたのは意外にも、動かざるオーゼン。

「来な。芳しきウンコルド」
「わかりました……垂れ流すオー便」

売り言葉に買い言葉で、もうあとには引けず。
基地の外へとオーゼンはボンドルドを連れ出し、おもむろにズボンを下ろしてしゃがんだ。

「ん? 何してるんだい、ウンコルド。そんなところに突っ立ってないで早く這いつくばりな」

思わず目を逸らすと、どっしり構えたオーゼンが手招いて、棒立ちボンドルドを呼び寄せた。

「這いつくばって見ないとよく見えんだろう。なんなら、その仮面の上から垂れ流そうか?」
「いえ、結構です」
「遠慮するな。同じ白笛の仲じゃないか」
「では、遠慮なく」

ボンドルドとて、白笛の端くれ。
アビスの導き手としての矜持があった。
ここで退けばプルシュカに顔向けが出来ない。

「さあ、この黎明卿がしかと見届けましょう」

ゴロンと地面に寝転んで、星空を仰いだ。


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