オーゼン「少し席を外すよ」ボンドルド「おやおや、素晴らしい。うんこですか?」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/30(木) 21:34:02.51 ID:7R3ITGP6O
「いいかい、ボンドルド。あんたの愛し方じゃ、みんな娘のように死んでいくだけさね」
「しかし、ナナチは……」
「そのナナチとやらはあんたを憎んでいる」
「だからこそ、素晴らしい」
「だからこそ、度し難いと言ってるんだよ」

話は平行線のまま、交わることはない。
不毛であることは明白であり、正直飽きた。
オーゼンは椅子から腰を上げて席を外した。

「少し席を外すよ」
「おやおや、素晴らしい。うんこですか?」

尋ねると、オーゼンは黙って再び着席した。
どうしたのだろう。行動の意図が読めない。
とりあえず、同じ質問を繰り返してみよう。

「おやおや、素晴らしい。うん……」
「何度も言わなくても聞こえてるよ」

ぴしゃりと質問を遮られてしまったので。

「早くしないと、うんこが漏れますよ?」
「あのさぁ……ボンドルド」
「はい?」
「あんた、そんな奴じゃなかっただろう」
「はて、私はもともとこうですが……」
「ガキ共に負けてショックなのはわかるさ。けど、だからと言ってこういう八つ当たりはどうかと思うよ。人として、間違っているだろう」

何を今更。とうの昔に人間性など喪っている。


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