タツマキ「サイタマにもチョコを渡したの?」フブキ「ええ、義理だけど……」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/14(金) 23:56:20.61 ID:bFVACeXFO
「ほら、サイタマ。これでいい?」
「ああ……だいぶ、楽になった」

戦闘服のスリットが入ったワンピースをたくし上げ、私はサイタマの熱い額にお尻を乗せた。
なんか変な感じ。お尻が熱くてムズムズする。

「ほんと信じらんない。まったく、こんな有様でよくフブキからチョコを受け取れたわね」
「最後の力を振り絞った結果が、これだ……」
「呆れた。そんなにあの子のチョコが欲しかったの? あんたまさか、フブキのことが好きなんじゃないでしょうね? ぶっ飛ばすわよ」

気になって尋ねるとサイタマはぶっきら棒に。

「げほっ……そんなんじゃ、ねーよ」

じゃあ、どんな想いを抱いているのだろう。

「ただ、弱った姿を見せたくなかっただけだ」
「ふーん? ヒーローの矜持ってわけ?」
「ああ……そうだ」

茶化しても、真面目に返されて、反応に困る。

「だけど今はだいぶ弱ってるみたいだけど?」
「げほっ……お前なら、いいんだよ」
「えっ?」
「お前になら、弱ってるとこを見せてもいい」

どういう意味だそれは。気になるじゃないの。


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