森嶋帆高「俺は、そんな夏美さんが好きですよ」須賀夏美「へっ?」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/21(金) 01:09:57.67 ID:jYVo7zbZO
「あれ? 誰も居ないのかな……」

帰社を告げても返事が返って来ず、無人なのかと思い、それにしては鍵がかかっていなかったことを無用心に思いつつ、以前は飲み屋であったらしい事務所のバーカウンターの前を通過すると、不意に。

「むぎゅっ」
「むぎゅ……?」

むぎゅっとした感覚が足裏に伝わり、首を傾げつつも足元を見やると、そこにはあられもない格好をした同僚のお姉さん、須賀夏美が居た。

「な、夏美さん!? 何やってんですか!?」
「あ、帆高くんおかえり〜」
「おかえりじゃないですよ! なんで床で寝てるんですか! しかも、その……下着姿で!」

須賀夏美は床で寝ていた。
仰向けで、実に悩ましい格好だった。
ブラジャー越しとは言え、足裏に伝わったあの柔らかい感触は間違いなく、彼女の豊満な。

「いま、私の胸、踏んだでしょ?」
「だって! 床で寝てるとは思わなくて!」
「えっち」

床に寝たままこちらを見上げてそう揶揄いを口にする彼女の目はトロンとしており、遅ればせながら口から漏れる酒臭い吐息に気づいて、どうやらこの人は酔っているようだと察した。


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