【アイマス ×鬼滅】千早「プロデューサーは笑わない」
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26:名無しNIPPER
2020/03/10(火) 23:48:31.45 ID:18fKymV0O
「んっ…んん…」

 目を覚ましたのは事務所の医務室だった。

「千早ちゃん!」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER
2020/03/10(火) 23:49:04.77 ID:18fKymV0O
「千早ちゃん、酷い熱だったのよ?」
「え!?」

 音無さんに教えてもらった。私があの後倒れたこと、プロデューサーが連れて帰ってきてくれたこと、そして、お医者さんがくるまで必死で看病してくれていたこと。



28:名無しNIPPER
2020/03/10(火) 23:51:09.97 ID:18fKymV0O
「千早ちゃん、風邪ひいてたんだよ?気付かなかったの?」
「風邪…?」

 確かに調子はよくなかった。けれどそれはイライラしているからだと思っていた。思い込んでいた。



29:名無しNIPPER
2020/03/10(火) 23:51:36.11 ID:18fKymV0O
「お医者さんが喉が真っ赤に腫れてるって…」
「千早はすぐに無理するからね…」
「っつ…」
「大方歌に集中しすぎて気付かなかったんでしょ?」

以下略 AAS



30:名無しNIPPER
2020/03/10(火) 23:52:17.10 ID:18fKymV0O
 その日の夜は事務所の医務室に泊まるように言われた。事務所なら誰かしらいるし、一人暮らしの家に帰るより安心でしょう。と律子から提案された。

「それじゃあ律子が帰れないじゃない…そこまで迷惑は…」
「こんな時までそんなこと気にしなくていいの」
「子供じゃないんだから、大丈夫よ…」
以下略 AAS



31:名無しNIPPER
2020/03/10(火) 23:52:54.63 ID:18fKymV0O
「おやすみなさい」
「おやすみ、千早ちゃん」
「おやすみなさい」

 律子と音無さんに挨拶をする。そこからは熱が出ていたこともあってとろとろと眠りに落ちていった。


32:名無しNIPPER
2020/03/10(火) 23:53:24.62 ID:18fKymV0O
 目が覚めたのは、おそらく深夜。ひんやりとした感触が額にあたったからだ…。

「んっ…」
「…すまない、起こしたか?」
「ひっ!?」
以下略 AAS



33:名無しNIPPER
2020/03/10(火) 23:53:57.72 ID:18fKymV0O
「…女性の寝ているところに勝手に入るのはどうかと思いますが…」
「俺もそう思ったが、胡蝶が帰ってしまった」
「はい?」

 胡蝶さんが帰ってしまったことと、今のこの状況、何の関係があるんでしょうか。


34:名無しNIPPER
2020/03/10(火) 23:54:29.29 ID:18fKymV0O
「俺も女性の部屋に入るのは良くないのはわかっている。胡蝶に以前教えてもらっていたからな…」
「はぁ…」

 胡蝶さんの方が歳下でしたよね?どういう流れでそんなことを歳下の女性に教わるんですか?


35:名無しNIPPER
2020/03/10(火) 23:55:07.10 ID:18fKymV0O
「だから、俺は胡蝶にタオルを変えてもらうように頼んだ…頼んだんだが…」
『え?知りませんよ、私は今から亜美ちゃんと真美ちゃんと一緒に遊ぶんです』
「…と言われてしまった。先約があるなら邪魔はできない」
「それは…」

以下略 AAS



36:名無しNIPPER
2020/03/10(火) 23:55:36.54 ID:18fKymV0O
「他の女性もいたが…どう声をかけるべきかわからなかった…」

 おそらく律子や音無さんのことでしょう。765プロで働き出してしばらくたつのに名前を覚えていないところがこの人らしい。


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